小川町平和のための戦争展09
2009年 08月 22日
お友達のPママさんが、ピアノを弾きながら、「サトウキビ畑」を歌いました。
この6月、Pママさんは、大好きなお父様を亡くされました。
一人娘の末っ子で、それはそれはかわいがってくださったお父様だそうです。
その10日後、沖縄の慰霊の日に沖縄に行かれたそうです。
歌う前に、そのときの話をしてくれました。
♪知らないはずの 父の手に抱かれた 夢を見た
父への思いが伝わってきます。
♪ 「お父さん」って呼んでみたい お父さんどこにいるの
Pママさんの歌声が心に響きます。
10分前後の長い歌でしたが、長さが感じられませんでした。
実行委員長の上智大名誉教授の松本先生の話もとっても良かったです。
子どものころ、特攻で散った先輩の知らせを聞いて、万歳をした自分、
そのご両親が悲しんでいるのを見て非国民だと思った自分、
そうしたお話を交えて、平和への思いを語ってくれました。
岡部先生ご夫妻は、「死んだ男の残したものは」をY子さんが歌ってくれました。
「長崎の鐘」を岡部先生がハッピーとレインと
ハッピーとレインのみなさんは、歌のリードをしてくれました。
この平和のための戦争展は、30日まで、小川町図書館地下ギャラリーにて開催されています。
22日、2~4時には、「朗読とハーブの調べ」
28日 5~7時 「体験を聞く」 (治安維持法の脅威と3歳児のときの被爆体験)があります。