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by mamkr732011
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町有林の里山づくりから見えてきたこと

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埼玉県立小川高等学校公開自主講座(第7回) シリーズ 小川町の自然と伝統を活かす①
『町有林の里山づくりから見えてきたこと』が、1月24日(土)にありました。


講師は、小川里山クラブYOUYOU代表 佐藤章さん。
佐藤さんは、登山、写真、詩を趣味としています。


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県立高校に勤務し、山岳部・新聞部の顧問として全国的に活躍。
1988年ごろからゴルフ場造成の乱開発に警鐘を鳴らし住民運動を展開。2001年ゴルフ場の開発の破綻を契機に町の環境基本計画策定に関わり、21世紀の町づくりのキーワードとして「開発優先から環境優先」を提案し、「官の倉・里山文化圏構想」を策定。

町有林の里山づくりから見えてきたこと_b0135601_15123450.jpg現在は、小川町の里山クラブYouYou を立ち上げ、町有林の整備、谷津田を利用した体験広場で里山の資源活用技術を学び、50名の仲間とともに汗を流す。講演会・コンサートを主催し里山文化を発信中。
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機関紙『雑木林』は7号まで発行。

著書『美との出会いー世界の旅からー詩と写真集 氷河から砂漠まで』


当日会場はいっぱいでした。
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理念を語る事から、行動の時
3ヵ年の歳月をかけて策定した『小川町環境基本計画』。40人の公募に応じた町民は、100回以上の討論を重ねました。
次は、行動すること。
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荒れていた町有林の下草を刈り、適度の日差しが差し込むようにすると、植物、昆虫、鳥、小動物が喜び、眠っていた種が数十年の眠りから覚めて、生命の神秘をかなではじめる。

ヤマユリの大輪も咲きました。

里山は、人が手を入れることによって、多様な生物が豊に展開する。

町有林の整備の他、体験広場では、竹炭も焼けます。
本格的な炭焼き釜も、専門家の指導のもと作られました。

茸のほだ木作り。

収穫のときは、屋外で茸鍋を囲み、ハープ、チェロ、尺八演奏を楽しんでいます。

毎月活動しています。
会員には、
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毎月上の写真のようなはがきが届きます。

中には、都会から、わざわざ参加する会員もいるそうです。

実は、私は佐藤さんとはご近所で、ゴルフ場の住民運動、環境基本計画もごいっしょでした。
里山クラブも会員なのです。
年に1回ララと参加するくらいです。
体験広場は、ララと散歩で行くくらいの距離にあります。

蔓籠は、里山クラブのイベントで、教えてもらってきました。
by mamkr732011 | 2009-01-28 16:05 | その他