ニューイヤーオペラパレスガラ
2009年 01月 07日
お友達のYさんに、明日『ニューイヤーオペラパレスガラ』へ行かないかと誘ったら、行くというので、2人して新国立劇場へ行ってきました。
席に着くなり、お隣の女性が、「ジュゼッペ・ジャコミーニを聞きに来たの。ドラマチックテノールで、3大テノールなんかよりもっといいの」と話しかけてきました。
その人の話では、息子さんが、勉強中の声楽家で、このジュゼッペさんに指導してもらったことがあるとの事。
何しろすごいからと息子さんに言われていて、是非聞きたいと思ってきたと話してくれました。
Yさんも、以前ラジオから流れてきたすばらしいテノール歌手のCDを探して見つからなかったことがあって、まさにその人であることを思い出し、にわかに興奮し始めました。
68歳とは思えぬ歌声と表現力に私も興奮。
大満足でした。
他の出演者は、セレーナ・ファルノッキア(ソプラノ)
木下美穂子(ソプラノ)
市原多朗(テノール)
直野 資(バリトン)
指揮は、菊池彦典 新日本フィルハーモニー交響楽団
どの出演者もすばらしい声で、生演奏はすごいです。
プログラムを紹介します。
第一部 バレエ
『ドンキホーテ』 より 第3幕
指揮 渡邊一正
キトリ 本島美和(ソリスト) バジル芳賀 望(登録ソリスト)
とっても華やかでした。
休憩
第2部 オペラ
ヴェルディ『ナブッコ』より 序曲
ヴェルディ『イル・トヴァトーレ』 より
「静かな夜」 木下美穂子(ソプラノ)
ヴェルディ『オテロ』より
「喜びの炎よ」 新国立劇場合唱団
「すでに夜も更けた」 セレーナ・ファルノッキア(ソプラノ)
ジュゼッペ・ジャコミーニ(テノール)
「無慈悲な神の命ずるままに」
直野 資(バリトン)
レオンハヴァッロ『道化師』より
「衣装をつけろ」 ジュゼッペ・ジャコミーニ(テノール)
マスカーニ『カヴァレリア・ルスティカーナ』より 間奏曲
プッチーニ『トスカ』より
「妙なる調和」 市原多朗(テノール)
「テ・デウム」 直野 資(バリトン)
半田 爾(テノールソロ)
新国立劇場合唱団
「歌に生き、恋に生き」 セレーナ・ファルノッキア(ソプラノ)
「星は光ぬ」 市原多朗(テノール)
セレーナ・ファルノッキア(ソプラノ)、ジュゼッペ・ジャコミーニ(テノール)は、アンコールを1曲づつ歌ってくれました。
ジュゼッペ・ジャコミーニ(テノール)は、『トューランドット』より「誰も寝てはならぬ」でした。